「外に出ようとすると急に怖くなる」「また発作が起きたらどうしよう…と考えると一歩が踏み出せない」「就労支援に通いたいけれど、通えるかどうか自信がない」
そんな気持ちを抱えながら、毎日を過ごしていませんか?
大阪市にある就労継続支援B型事業所SUNNYには、パニック障害や不安障害を抱えながら、自分のペースで通所している利用者さんがいます。「問い合わせること自体が怖かった」という方も、今では少しずつ自分らしく過ごせるようになっています。
この記事では、パニック障害・不安障害とはどういう状態なのかをわかりやすく解説しながら、SUNNYがどのように安心して通える環境を整えているかをお伝えします。大阪市でパニック障害・不安障害をお持ちの方や、そのご家族・支援者の方にぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
パニック障害とは?症状と原因をわかりやすく解説
パニック障害とは、特に危険な状況でもないのに、突然強い恐怖や身体症状が起きる「パニック発作」を繰り返す精神疾患です。日本では100人に1〜2人が経験するといわれており、決して珍しい病気ではありません。
パニック発作中に起こりやすい主な症状には以下のものがあります。
- 激しい動悸・心拍数の急上昇
- 息苦しさ・過呼吸
- 胸の痛みや圧迫感
- めまい・ふらつき・立ちくらみ
- 手足のしびれや震え
- 「このまま死んでしまうのではないか」という強烈な恐怖感
発作は数分〜20分程度で治まることが多いですが、その間の恐怖は本人にとって非常にリアルで激しいものです。「大げさ」「気のせい」では決してなく、脳の警報システムが誤作動してしまっている状態です。意志の力でコントロールできるものではありません。

「また起きたらどうしよう」が生活を縛っていく〜予期不安と広場恐怖〜
パニック障害でつらいのは、発作そのものだけではありません。発作を経験した後、多くの方が「予期不安」と呼ばれる状態に陥ります。
予期不安とは、「また発作が起きるのではないか」という恐怖が常に頭から離れない状態のことです。この不安が積み重なると、「発作が起きたときに逃げられない・助けを求めにくい場所」を避けるようになっていきます。
- 電車・バスなどの公共交通機関
- 人が多い場所・商業施設
- 広い空間・逆に狭い空間
- 知らない場所・初めての環境
避ける場所は人によってさまざまですが、こうした回避行動が広がると外出そのものが怖くなり、家から出られなくなってしまう方もいます。これを「広場恐怖(アゴラフォビア)」といいます。「行きたい気持ちはあるのに、体が動かない」「怠けているわけじゃないのに、なぜかできない」という状態です。

不安障害とは?パニック障害との違いと種類
不安障害とは、日常生活に支障をきたすほどの強い不安・恐怖・緊張が続く状態の総称です。パニック障害はこの不安障害のひとつに含まれます。主な種類としては以下があります。
- パニック障害: 突然のパニック発作と予期不安が繰り返される
- 社会不安障害: 人前に出ることや他者の視線が極度に怖い
- 全般性不安障害: 様々なことが心配で頭から離れず、慢性的な不安が続く
- 強迫性障害:自分でも不合理だとわかっていても、くりかえし同じことをしていないと不安でたまらなくなる
共通しているのは、「不安や恐怖の大きさが、状況に対して過剰に反応してしまっている」という点と、「本人が『わかってはいるけど、止められない』と感じている」という点です。これは性格の問題でも、弱さでもありません。脳の神経系統の働き方に関係しているといわれており、適切なサポートや治療で改善できることが多い状態です。

不安障害への理解
パニック障害・不安障害を抱える方の周囲にいる方へ、知っておいていただきたいことがあります。
発作が起きているときは、「大丈夫?そばにいるよ」と静かに声をかけ、ただそばにいてあげることが一番です。反対に、次のような言葉は本人をさらに追い詰めてしまうことがあるため注意が必要です。
❌「もっとしっかりして」
❌「なぜそんなことが怖いの?」
❌「気のせいだよ」「考えすぎだよ」
理由がわからなくても怖いのがこの病気の特徴です。「怖いんだね」とまず受け止め、「発作は必ず治まるから、一緒にゆっくり待とう」と伝えることが、本人の大きな安心につながります。

SUNNYが大切にしていること
大阪市の就労継続支援B型事業所SUNNYには、パニック障害や不安障害を抱えながら通所している利用者さんがいます。そして「通いたいけれど、通えるかどうか不安で…」というお問い合わせも多くいただいています。そんな方々と関わるなかで、SUNNYが大切にしていることをお伝えします。
「来られた日」を歓迎する
週5日通えなくて大丈夫です。週1日でも、月に数回でも、来られたときに来てくれることを大切にしています。「また来てくれたんだね」と心から歓迎する場所でありたいと思っています。
来られない日は、責めない
体調が悪い日・どうしても外に出られない日は、無理に来なくて大丈夫です。休んだことで気まずくなるような雰囲気は作りません。「また来られるときに来てね」、ただそれだけです。
「苦手なこと」を事前に教えてもらえれば、一緒に対応策を考えます
「人が多い時間帯が怖い」「狭い部屋が苦手」「急な予定変更が不安」など、あらかじめ教えていただければ、できる限り環境や対応を調整します。どんな小さなことでも、遠慮せずに話してください。
スタッフが発作時の対応を理解しています
万が一、事業所内で発作が起きたとしても、慌てず落ち着いて対応できる体制を整えています。「発作が起きたら迷惑になる」と心配しなくて大丈夫です。

終わりに
パニック障害や不安障害は、「弱い人がなる病気」ではありません。誰にでも起こりうる、脳と心のバランスが崩れたサインです。そして適切なサポートがあれば、少しずつ自分のペースを取り戻すことができます。
「自分なんかが行っていいのかな」と思う必要はありません。SUNNYは、そのままのあなたを受け入れる場所です。大阪市で「安心して通える場所を探している」という方、ぜひ一度ご連絡ください。
焦らず、一歩ずつ。一緒に進んでいきましょう。
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