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簡単そうで奥が深い!プラネットボールの魅力に密着

みなさん、こんにちは!いつも私たちSUNNYのブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回のブログでは、各事業所で取り組んでいるプラネットボール作りの様子をお届けします。スタッフ研修から始まり、利用者さんへのレクチャー、そして実際の制作の様子まで、その全貌をたっぷりとご紹介します。ぜひ最後までお楽しみください!

プラネットボールってなに?

『プラネットボール』という名前を初めて聞く方も多いかもしれません。プラネットボールとは、和紙(半紙)を小さくちぎって風船に貼り付けて作る光のアート作品です。

完成した作品に内側から灯りを当てると、和紙を通した優しい光がふんわりと広がり、まるで宇宙に浮かぶ美しい惑星(プラネット)のように見えることから、その名が付けられています。

このプラネットボールは、実は全国各地の様々な光のイベントで活躍している本格的なアート作品なんです。氷室神社でのライトアップイベントや能登半島での竹あかりイベント、西成区のイルミネーションなど、暗闇に浮かび上がる幻想的な光は多くの人々の心を温かくしています。

完成した作品は、まるで宇宙に浮かぶ惑星(プラネット)のように、色とりどりの美しい模様が球体の表面を彩ります。その名前の通り、小さな宇宙が生まれるような、見る人を思わず引き込む魅力があります。

作り方はシンプルに見えますが、色の組み合わせや紙の貼り方によって仕上がりが大きく変わるため、作る人それぞれの個性や感性が存分に発揮できる奥深いアートでもあります。

より美しく作るための第一歩 スタッフ研修

利用者さんによりこだわった、より美しいプラネットボールを作っていただくための第一歩として、まずはスタッフ向けの研修が行われました。「利用者さんに教えるためには、まず自分たちがしっかり理解しなければ!」という思いのもと、スタッフ全員が一から丁寧に学び直すことからスタートしました。

研修では、なんと「半紙のちぎり方」という基礎中の基礎から始まりました。これまで何となく行っていた作業工程を改めて見直し、美しい仕上がりのための細かなポイントをひとつひとつ確認していきました。

研修で学んだ重要なポイント:
・半紙のちぎり方
・光が美しく透けるための貼り重ね方
・のりの適切な量と塗り方

スタッフからは「こんな感じで半紙をちぎればいいんだ!」「思ってたより集中力使いますね」などという声が続出していました(笑)。
自分たちが体験して気づいた「難しさ」と「楽しさ」を、しっかりと利用者さんへ伝えていく準備が整いました。

学んだことを共有

スタッフ研修で得た知識と技術は、すぐに各事業所へと持ち帰られました。そして、利用者さんへのレクチャーがスタートです。研修で感じた「気づき」や「コツ」を、いかに分かりやすく、そして楽しく伝えるか——スタッフそれぞれが工夫を凝らしながら準備に取り組みました。

スタッフが隣で実演しながら丁寧に説明することで、利用者さんも自然とコツをつかんでいきました。利用者さんからは「なるほど!そうやってやるんですね」というコメントもあり、各事業所が活気あふれる雰囲気の中でレクチャーを進めることができました。

利用者さんこだわりのプラネットボール

レクチャーを受けた後は、それぞれの個性とこだわりが光る制作時間の始まりです。色とりどりの和紙や半紙を前に、利用者さんたちの表情は真剣そのもの。作業が始まると、それぞれが自分なりの工夫を凝らしながら、一生懸命にプラネットボールと向き合う姿が見られました。

利用者さんこだわりのエピソード:
・「のりを塗りすぎると半紙がきれいに貼れないから、ちょっと薄く塗ってみよう!」と試行錯誤された方
・「1枚1枚半紙を貼ってたら時間がかかるから、一気に2重で貼ってみようかな?」と効率を考えながら工夫された方
・「同じ黄色でも濃いものと薄いものを組み合わせてグラデーションを作ってみたい!」と色の配色にこだわる方

誰一人として同じ作品にはならない——それがプラネットボールの面白いところです。利用者さんの個性や感性がそのまま作品に宿り、完成に近づくにつれて「自分だけの星」が少しずつ形になっていく様子は、見ているこちらも思わず笑顔になるほど微笑ましいものでした。

実はむずかしい!?プラネットボール作りの裏側

「プラネットボール作りって楽しそう!簡単にできそう!」と思われた方も多いかもしれません。でも実際に作ってみると……「これ、思ったよりずっと難しい!」というのが、スタッフも利用者さんも共通して感じたことでした。

一見すると「紙をちぎって貼るだけ」のシンプルな作業ですが、実際には様々な能力が求められる奥深い作業です。

プラネットボール作りで育まれる力:
・集中力:紙をちぎり、 それを一枚一枚、ムラなく貼り続けるには長時間の集中が必要
・忍耐力: 球体全面を均一に仕上げるには、地道な作業を根気よく続ける力が不可欠
・手先の器用さ: 紙をちぎる力加減や、球面に沿って貼り付ける繊細な感覚
・空間認識力: 球体という立体的な形に均一に貼っていくためのバランス感覚

途中で「あれ?どこまで貼ったんだっけ?」「なんだか表面がボコボコしてきた!?」「せっかくここまでやったのに風船が縮んでしまった(泣)」と気づきやり直すことも多くありました。

それでも「もう一回やってみます」「ここを直したらもっとよくなるはず」と前向きに取り組む利用者さんの姿は、とても頼もしく、成長を感じさせるものでした。
この「簡単そうで実は奥が深い」という作業の性質こそが、就労継続支援における集中力・忍耐力・手先の器用さのトレーニングとして、とても大きな意味を持っています。楽しみながら、自然と様々な力が育まれていく——それがプラネットボール作りの素晴らしさのひとつだと感じています。

完成した作品と利用者さんの声

そして、いよいよ完成!
時間をかけて、こだわりぬいて作り上げたプラネットボールは、どれも世界にひとつだけの美しい作品に仕上がりました。同じ材料を使っていても、色の選び方や貼り方の違いによって、それぞれの個性が輝く全く異なる表情の作品が生まれました。完成した作品を手に取った利用者さんの顔には、自然と笑顔があふれていました。

利用者さんの声:
「集中していたら時間があっという間に過ぎていた。また作りたいです!」
「きれいな作品ができるように試行錯誤しました。何度も何度も挑戦しついに完成したものを見たら嬉しくなりました!」
・「色の組み合わせをいっぱい考えて、お気に入りの作品ができました!」

スタッフからも、「利用者さんがここまで集中して取り組む姿を見て、こちらも嬉しくなりました」「完成したときの笑顔が最高のご褒美でした」という声が聞かれ、作る側も教える側も、共に達成感を分かち合うことができた時間となりました。

    左:4回目にしてここまできれいに上達しました!
    右:最初の頃のプラネットボール

    最後に

    今回のプラネットボール作りを通じて、利用者さんの集中力・忍耐力・創造性が存分に発揮される場面をたくさん目にすることができました。スタッフ研修から始まり、各事業所でのレクチャー、そして利用者さんの真剣なチャレンジへとつながった今回の取り組みは、「楽しさ」と「学び」が両立した素晴らしい活動となりました。

    完成したプラネットボールは、今後のイベントでの展示に使用される予定です。これからも「もっとこうしたい」「次はこんな作品を作ってみたい」という利用者さんの意欲を大切に、スタッフ一同全力でサポートしてまいります。

    手のひらサイズの小さな光が、利用者さん一人ひとりの「できた!」という自信につながっていく——そんな瞬間を、これからも大切に育んでいきたいと思います。✨

    次回のブログもお楽しみに!最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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