統合失調症

心と体がまとまりにくくなる状態

統合失調症について

統合失調症は、心のバランスを保つのが難しくなり、現実と想像が混ざり合うような状態が起こる病気です。
幻覚や妄想といった症状がよく知られていますが、それ以外にも意欲の低下や集中力の低下など、日常生活に影響を与える様々な症状が現れます。

日常生活や人との関わりで困りごとが増えることがありますが、適切な治療やサポートにより、安定した生活を取り戻すことが可能です。
SUNNYでは、無理なく働く力を身につけるための支援を行います。

  • ・幻覚(実際にはない音や声が聞こえる、実際にはないものが見える)
  • ・妄想(現実にはありえないことを信じ込む、周りの人が自分を狙っていると思い込む)
  • ・思考の混乱(考えがまとまらない、話が飛躍する、支離滅裂になる)
  • ・意欲の低下(何をするのも億劫になる、身だしなみに気を遣わなくなる)
  • ・感情の平板化(感情の起伏が乏しくなる、表情が乏しくなる)
  • ・対人関係の悪化(人と関わるのを避けるようになる)

統合失調症は、心と体のバランスが崩れやすい病気です。単なる「気の持ちよう」でどうにかなるものではなく、脳の機能の変化によって起こる精神障害です。

20代前後で現れることが多く、だれでもなる可能性のある病気です。早めに治療を始めることで、多くの方が回復し、普通の生活を送ることができます。

そのため、適切な治療と支援が必要です。当事業所では、個々の症状や状況を丁寧に把握し、無理のないペースで就労に向けた準備を進めていきます。

SUNNYの就労サポートでは利用者様の個性を重視します

  • 症状が安定している時とそうでない時の違いを理解し、適切に対応します。
  • 症状を否定せず、安心して相談できる環境を整えます。
  • 個人差が大きいことを理解し、一人ひとりに合ったサポートを行います。

統合失調症は、心がとても疲れてしまったり、バランスを保つのが難しくなったりすることで、物事の感じ方や考え方に変化が生じる状態になります。
日常生活や人との関わりで困りごとが増えることがありますが、無理なく働く力を身につけるための支援を行います。

  • ストレス軽減を意識した業務選定:シンプルで繰り返しの多い業務や、負担が少ない作業を提案。
  • 安定した勤務形態の導入:個々に合わせた時間やペースで働けるようなスケジュール設計。
  • 環境調整:静かで落ち着いた作業スペースを確保。
  • 定期的なフォローアップ:業務中の困りごとを随時相談できる体制を整備。
  • 心理評価(アセスメント)と個別支援計画の策定
  • 軽作業から段階的な業務導入
  • 週2-3回、短時間の作業訓練
  • 業務スキルの段階的な拡大
  • グループワークによる社会性の回復
  • ストレスマネジメントなどのワークショップ
  • 職場適応トレーニング
  • 実際の職場環境を想定した実践的トレーニング
  • キャリアカウンセリング
  • 就職活動・定着支援
  • 定期的な個別カウンセリング
  • 認知行動療法を取り入れたメンタルヘルスケア
  • 家族を含めたサポートネットワークの構築
  • 睡眠・食事・運動に関する総合的アドバイス
  • 規則正しい生活習慣の確立支援
  • 健康管理プログラム
  • 経済的支援に関する情報提供
  • 訪問介護など福祉サービス利用のコーディネート
  • 地域リソース活用の支援
  • 対人関係スキル向上トレーニング
  • グループセラピーへの参加
  • 社会参加を促進するプログラム

SUNNYの障害別サポートでは、統合失調症の症状を持つ方の個別性を尊重し、段階的かつ包括的な支援を提供することを目指しています。医療、心理、就労の各分野の専門家が連携し、利用者の社会復帰と自立を支援します。

統合失調症を抱えた方々が自分らしい生活と就労を目指せるよう、専門スタッフが丁寧にサポートします。
ご相談や体験プログラムも随時受付中です。

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