氷室祭りに向けて
冬の空気が少しずつ澄みはじめる頃、私たちSUNNYの事業所では、ある特別な夜に向けて準備が進んでいました。
今年の12月13日、奈良・天理市の氷室神社で開催されるライトアップイベント
『星降る杜 〜氷室に願いをこめて〜』。
この祭りは、単なるイルミネーションイベントではありません。
人の想いと、灯りと、地域の願いが重なり合って生まれた、やさしい物語のような夜です。

全ては”一つの出会い”から始まった
私たちSUNNYは、大阪で障がいのある方の「働きたい」を応援する就労継続支援B型事業所です。日々のプログラムの中で、利用者さんたちは和紙を使った光のアート作品 『プラネットボール』 を丁寧に手作りしています。
「もっとたくさんの人に、利用者さんの作品を見てほしい。」
そんな願いがありながらも、発表の場を広げる難しさに悩んでいた頃、私たちは氷室神社の宮司さんと出会いました。地域の人口減少もあり、かつてのようなにぎわいが失われつつある氷室神社。
宮司さんは、少し寂しそうに、でもまっすぐな眼差しでこう話してくださいました。
「この場所に、もう一度活気と笑顔を取り戻したいんです。」
利用者さんが作る“やさしい灯り”と、神社を想う“あたたかな気持ち”。
このふたつが重なり合い、企画が動き出しました✨


準備の様子
当日はたくさんのプラネットボールや提灯が必要になるので、利用者さんも意気込んで作業に取り組んでいます☺️
おみくじ作りでは、隙間ができないように布を貼り合わせる工程があります。
職員も作ってみましたがなかなか大変でした…💦
利用者さんもおみくじ作りに挑戦‼️
「不器用だからできるかな〜?」と不安そうだった利用者さんでしたが、ものすごく綺麗に作ってくれました!しかも、完成までのスピードが早い!
職員一同、ビックリ😳
このように各事業所では、お祭りに向けて着々と準備を進めております。




⬇️炎の実験、棚の作成風景


最後に
今回の氷室祭りは、 SUNNYの利用者さん、氷室神社の宮司さん、地域の方々、そして私たちスタッフ。 たくさんの“想い”が重なって生まれたイベントです。
当日はライトアップ以外にも様々な体験をご用意しています!
境内に灯るプラネットボールの光が、あなたの心にもそっと寄り添えますように✨
12月13日、“星降る杜”でお待ちしています🍀
公式HPはこちらから確認できます⬇️
https://himuro.org/20251213