ご利用までの流れと手続き

基本的な手続きの流れ

1. 利用する事業所の見学・体験
2. 市区町村の障害福祉課への相談
3. 障害支援区分の認定申請
4. サービス等利用計画案の作成
5. 支給決定
6. 契約締結と利用開始

必要な書類

手続きに必要な主な書類は以下の通りです：

• 障害者手帳（身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳）
• 医師の診断書
• 収入状況が確認できる書類
• 住民票
• マイナンバーカードまたは通知カード

費用と工賃について

利用者負担

サービス利用にかかる費用は、原則として以下の通りです：

• 障害福祉サービスの利用料（所得に応じて負担額が決定）
• 食事代（実費）
• 活動に必要な材料費（実費）
• 交通費（実費）

※市区町村によって利用者負担の軽減制度がある場合もあります。

工賃について

作業の対価として工賃が支払われます。工賃は以下の特徴があります：

• 作業内容や時間、成果に応じて算定
• 事業所によって金額に差がある
• 月額平均工賃は数千円から2万円程度
• 障害年金などと併給可能

保護者が知っておくべきポイント

事業所選びのポイント

良い事業所を選ぶためのチェックポイントです：

• 通所のしやすさ（立地、送迎サービスの有無）
• 作業内容の多様性と適性
• 職員の専門性と支援体制
• 施設の雰囲気や清潔さ
• 工賃の水準
• 見学や体験利用の受け入れ態勢

将来を見据えた支援

就労継続支援B型は、以下のような将来的な可能性も視野に入れた支援を行っています：

• 一般就労への移行支援
• より高度な作業スキルの習得
• 社会性の向上
• 経済的自立への準備

サービス利用中の支援体制

個別支援計画

利用者一人ひとりに対して個別支援計画が作成されます：

• 本人の希望や課題の把握
• 具体的な支援目標の設定
• 定期的な見直しと評価
• 家族との情報共有

相談支援体制

日常的な相談支援体制も整備されています：

• 専門職員による相談対応
• 家族との定期的な面談
• 関係機関との連携
• 緊急時の対応

充実したサポート体制で安心な利用を

就労継続支援B型事業所では、就労支援を中心としながら、生活面、心理面、コミュニケーション面など、多角的なサポートを提供しています。
これらの支援は、利用者一人ひとりの特性や状況に合わせて柔軟に提供され、定期的な評価と見直しを行いながら、より効果的な支援を目指しています。

事業所選びの際は、提供されるサポート内容や支援体制について、実際に見学や体験利用を通じて確認することをお勧めします。また、ご本人の特性や希望に合った事業所を選ぶことで、より充実した支援を受けることができます。

ご不明な点がございましたら、SUNNYの相談窓口にお気軽にご相談ください。
充実したサポート体制のもと、安心して活動に取り組み、着実に成長していけるように支援を行っています。